わたぼうし音楽祭40周年
          
僕は、十数年前に奈良たんぽぽの会に入れてもらいました。
たんぽぽの会は、たんぽぽの家の運動を支えるボランティア団体です。
「わたぼうし音楽祭」を主催するなど、人の命や個性を大切に、だれもが自分らしくいきいきと暮らせる社会をめざして運動を展開されています。
今日は、その「わたぼうし音楽祭40周年」に行ってきました。

障害のある人たちが書く詩は、生きることの喜びや哀しみ、いのちの尊さや人間の素晴らしさを歌っています。
そこには、人間として大切なものを忘れがちな、今の社会のメッセージがあふれています。こうした思いをメロディーにのせて歌い、いきいきとした社会をつくろうと40年、この音楽祭で生まれた歌の数々は、学生、主婦、会社員といった市民たちに歌い継がれ多くの人々に共感を得ています。(プログラムより抜粋)

 今年の大賞作品 「花」
「耳につけているのは何?」
そう聞かれるたびに笑ってごまかした
不器用で上手く言葉で伝えられない
皆が笑ったりする理由もわからないまま
ただ話についていくことだけで必死だった
「いつまでこんな日が続くのかな」
そう思っていた
自分の世界の花は蕾のままだった
ふと周りを見ると
とつぜん色めいたきがした
気がつけば皆と目と手で会話してた
自分の世界に色とりどりの花」が咲いた
 
可愛らしくいい詩だと思ったよ。
歌声もとっても良かったよ。

韓国エイブルアートセンターから「hello!SEMオーケストラ」の皆さんが来られた。
小学校3年生から高校2年生までの発達障がいや視覚障がいのある子どもたちで構成された児童青少年オーケストラです。
プロのように凄かった~(^^♪ 

ビックリ(@_@)
偶然に友達に会ったよ。
今、車椅子ダンスを一緒にしています。
音楽祭で元気をもらったね。
僕達もダンスの発表会をがんばろうね(^O^)/

最後に…僕も檀上に上がらせてもらって歌ったよ。
「わたぼうし」を歌ったよ。
🎶希望いっぱい わたぼうし
夢の街をつくるため
みんなの願いをかなえてね…フンワリフワフワ フンワリフワフワ…♬
 
ヘルパーさんの長尾さん、介護タクシーの小林さん、「わたぼうし音楽祭」に連れて行っていただいてありがとうございました。
支援してくださるおかげでこのような共感を得られる輪の中に入ることができます。